PFASフリー、フッ素樹脂の代替材料でのコーティング「エンプラコーティング」
非フッ素系エンプラ
コーティング
PFASフリー、フッ素樹脂の代替材料
でのコーティングをご検討の皆さまへ
エンジニアリングプラスチック(エンプラ)とは、汎用プラスチックの性能を高めた材料で、航空宇宙、自動車、医療機器、電子部品などの分野で広く採用され、産業の最先端を支えています。
金属と比べると、大幅に軽量でありながら金属の代替ができるほどの機械的強度を持ち、絶縁性を備えます。汎用プラスチックとの比較では耐熱性、耐薬品性、絶縁性などの特性に優れています。
代表的なエンプラとしてPEEK、PPS、PI、PAI、PESなどがあります。


吉田SKTにはフッ素樹脂コーティングに加えて、非フッ素系のエンプラを使用したコーティングにも確かな実績があります。近年のPFAS規制強化の動きに備え、製造設備のPFASフリー化、フッ素樹脂の代替技術をお探しの方はまずご相談ください。
お気軽にお問い合わせください。
当社のエンプラコーティングのメリット
- 環境規制への対応
- 確定はしていない将来のPFAS規制強化にも備え、先行して対応できます
- 生産効率化を実現
- 優れた特性により、製品の品質向上と生産設備の生産効率化を実現
- 専門家によるサポート
- 吉田SKTは、お客様の課題をヒアリングしてコーティングをご提案します
エンプラの代表的な特性

フッ素樹脂は非粘着性、低摩擦性、耐薬品性、電気絶縁性などの特性を持つコーティング材として広く使用されてきました。しかし、フッ素樹脂は広義においてPFAS(パーフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物)に分類され、特に欧州における規制の検討が進んでいます。
PFAS規制に対応するため、フッ素樹脂を使用しない代替コーティング技術の研究開発が進められています。エンプラは、フッ素樹脂に代わる素材として軽量性、高強度、耐熱性、耐薬品性など、さまざまな優れた特性を備えています。
エンプラコーティングラインナップ
非フッ素系のエンプラ材料を活用したコーティングは、フッ素樹脂コーティングと比較すると機能性は限定的ではありますが、特定の用途においては代替できる可能性があり、PFAS規制への対応を可能にします。
吉田SKTが提供しているエンプラコーティングは、以下の5種類です。
※記載の性能や用途は成形品のものであり、コーティングでは異なった性能となる場合があります。詳細は担当営業までお問い合わせください。
- 主な性能
- 高強度、耐熱性、耐薬品性など
- 主な用途
- 航空機、自動車部品、医療機器、半導体製造装置など

- 主な性能
- 高強度、耐熱性、耐薬品性など
- 主な用途
- 電気コネクタ、自動車部品、電子機器部品など

- 主な性能
- 耐熱性、耐薬品性、電気特性など
- 主な用途
- 電線被覆、絶縁材料、航空機部品、電子基板など

- 主な性能
- 低クリープ性、耐熱性、耐薬品性など
- 主な用途
- 航空機部品、自動車部品、電気・電子部品、ベアリングなど

- 主な性能
- 高強度、耐熱性、耐薬品性など
- 主な用途
- 医療機器、自動車部品、OA機器など
お客様の課題に対して、
丁寧にヒアリングして
コーティングをご提案いたします
技術的なご相談から、お見積り、サンプル提供まで、
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