【メルマガVOL.21】安全な職場環境作りに貢献!ガラス飛散防止コーティングのご紹介
こんにちは!㈱吉田SKTの小島と申します。
非粘着性や耐熱性、耐薬品性などの特長を持つフッ素樹脂。
意外なことに防災の面でも一役買っていることをご存じでしょうか?
例えばガラス器具の地震対策として、「ラックに収納する」という社内ルール。
・・・果たしてこのルールだけで十分なのでしょうか?
【使用中に地震災害が発生した】
【作業や洗浄中に強い力を加えてしまい破損させてしまった】
これらは突発的に発生し、より危険性が高いため別の対策が必要です。
本日紹介する、ガラス飛散防止フッ素樹脂コーティング「ノンスキャコート」はフッ素樹脂の膜が製品破損による事故やケガから作業者を守ります。
また、フッ素樹脂の特性(耐薬品性、耐熱性)も兼ね備えたコーティングです。
ガラス器具の割れ、飛散対策にぜひご一読ください。
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■INDEX■
1. よくあるガラス飛散防止対策とその問題点
2. ノンスキャコートの特長
~割れ・飛散防止効果~
~驚きの透明性~
~フッ素樹脂由来の耐熱性~
3. ノンスキャコートの使用例
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1. よくあるガラス飛散防止対策とその問題点
ガラス飛散防止対策と聞いて、真っ先に思い浮かべるものは何でしょうか?
私の場合は、地震対策として窓ガラスに貼るような、飛散防止フィルムでした。
取り扱いが手軽な飛散防止フィルムですが、問題点として、
・曲面や複雑形状に対応できない
・紫外線や結露による剥がれ
・耐熱温度が低い
などが挙げられます。
また、皆さんの中には昔の漁船などのランプがフッ素樹脂コーティングされていたことをご存じの方もいらっしゃるかもしれません。
ただよく思い出してみてください。
それらのランプの色はとても白かったのではないでしょうか?
試薬などを入れるガラス製の理化学機器の場合、視認性は非常に重要です。
そのためここでの問題点としては
・透明性
・耐熱性
が挙げられます。
2. ノンスキャコートの特長
~割れ・飛散防止効果~
ノンスキャコートは、フッ素樹脂の膜でガラス製品の外側を被覆することで
・衝撃を受けてもガラスが割れにくい
・ガラスが割れても破片が外に散らばりにくい
・試薬など、液体の飛び散りが少ない
といったメリットがあります。
下記の画像は、飛散防止効果の試験結果です。
強い衝撃によりフラスコが割れてヒビが入っていますが、ガラスの破片はバラバラにならず原形をとどめています。
さらに、落下しても破損自体がなかったケースや割れた場合でも液体を内部に留めており、大事な開発中の溶液を保存できた場合があります。
~驚きの透明性~
ガラスの飛散防止対策において、これまでのフッ素樹脂コーティングはどうしても白っぽくなってしまい、
・目盛りが見えづらい
・試薬の色が確認できない
など、視認性において課題が残っていました。
弊社独自の技術で開発した、「スーパーNSCシリーズ」は従来のノンスキャコートと比較して飛散防止効果を維持しながら、透明性を向上できました。
このため、さらに優れた視認性を確保しております。
~フッ素樹脂由来の耐熱性~
ノンスキャコーティングは、フッ素樹脂由来の優れた耐熱性も持ち合わせています。
連続使用温度としては、100~MAX190℃までで、ご使用環境に合わせてコーティングの選定が可能です。
3. ノンスキャコートの使用例
ノンスキャコートは
・ガラスの割れ、飛散防止効果
・コーティング膜の透明性
・MAX190℃まで使用可能な耐熱性
といった特長から、例えばガラスの飛び散りによる事故防止、開発中の高額な試験溶媒の飛散防止に役立っています。
またフッ素樹脂を使用しているため、紫外線などに対しても劣化しにくく、軽防食用途への展開に期待できます。
ビーカーやフラスコなどの理化学機器(飛散防止)はもちろん、のぞき窓(飛散防止/透明性/軽防食)
などへの用途例がございます。
下記ではより具体的な採用事例をご紹介します。
ぜひリンクをクリックしてご覧ください。
【事例】ガラス製理化学機器の取り扱い現場の事故を防止
弊社ホームページではより詳しい情報を公開しております。
ぜひ下記リンクから、資料ダウンロードをお願いいたします。
ノンスキャコート カタログダウンロード
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弊社ではお客様のご要望、ご使用環境を丁寧にヒアリングし、
担当営業員が最適と思われるコーティングをご提案いたします。
またコーティングサンプルの提供や、コーティングの性能測定も可能です!
なんでもお問い合わせください!!
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