表面処理のご相談

【新開発】非フッ素系高潤滑コーティングNFLCシリーズのご紹介

持続可能な社会の実現のため、材料技術にも新たな要請が寄せられています。NFLC(Non-Fluoro polymer Lubricant Coating)シリーズは、時代が求める多様なニーズに応え、また非フッ素系でありながら優れた潤滑性能を備えた、高性能潤滑コーティングです。

NFLCシリーズの特長

PFASフリー

NFLCシリーズはPFAS*を使用しない非フッ素系コーティングです。

*PFASは、ペルフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物の略称で10,000種類以上の物質が含まれます。

高潤滑性能

NFLCシリーズはフッ素樹脂コーティングと同等、またはそれ以上の潤滑性能を持ち合わせています。高い潤滑性能により、設備部品や製品の動きをスムーズにし、エネルギーロスを低減、生産効率を改善します。

耐久性の向上

フッ素樹脂コーティングとの大きな違いは加温条件下での摩擦摩耗耐久性です。従来のフッ素樹脂コーティングでは困難だった高温下での使用が可能になり、より幅広い用途での利用が可能です。

潤滑特性

コーティングの種類 フッ素樹脂コーティング 非フッ素系 潤滑コーティング
潤滑材料 PTFE グラファイト系
仕様品番 OCP-033 NFLC-101 NFLC-102
動摩擦係数 RT ※1 0.05-0.07 0.07-0.10 0.07-0.10
摩擦摩耗耐久試験
基材露出回数 ※2
25℃ 2500 300 3000
100℃ 100 3000 3000
150℃ 60 3500 2000
200℃ 40 4000 1500

※1 動摩擦係数 測定条件・・・測定子:SUS304 φ10mm、測定荷重:200g
※2 摩擦摩耗試験 測定条件・・・測定子:アルミナ φ10mm、測定荷重:1000g
データは参考であり、性能を保証するものではありません。
実際の設計・仕様選定にあたっては、必ず当社までお問い合わせください。

物性比較表

コーティングの種類 フッ素樹脂コーティング 非フッ素系 潤滑コーティング
潤滑材料 PTFE グラファイト系
仕様品番 OCP-033 NFLC-101 NFLC-102
最高使用温度 260℃ 200℃ 200℃
膜厚(μm) 20-50 20-50 20-50
接触角(°)H2O 105-115 100-110 100-110
接触角(°)nHD 45-55 30-40 30-40
鉛筆硬度(室温硬度) 2H 3H 3H
鉛筆硬度(200℃) 4B 2H F
テーバー摩耗試験
1000回後摩耗量(mg)※3
14.7 9.0 15.9

※3 テーバー摩耗試験 測定条件・・・摩耗輪:CS-17、荷重:1000gf
データは参考であり、性能を保証するものではありません。
実際の設計・仕様選定にあたっては、必ず当社までお問い合わせください。

品番紹介

NFLC-101

200℃でも塗膜硬度が落ちないため、特に100℃~200℃の高温域においても優れた潤滑性、摩擦摩耗耐久性が得られます。

NFLC-102

常温~200℃の幅広い温度域で安定した潤滑性、摩擦摩耗耐久性が得られます。

NFLC加工面

NFLCシリーズ加工面

NFLCシリーズは、これからの製造業を支える新たな選択肢として、さまざな用途に対応しながら潤滑性能を最大限に引き出す革新的なコーティング技術です。フッ素樹脂コーティングが利用できない環境や200℃の高温環境下において、耐久性が必要な用途での高潤滑性が期待できます。

吉田SKTは、NFLCシリーズを始め、独自の表面処理技術を豊富に備えているコーティング加工メーカーです。コーティングで潤滑性、摺動性の向上をご検討の際は、ぜひ一度お問い合わせください。
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