表面処理導入までの流れ
吉田SKTへご相談いただいてから表面処理の導入までの流れをご説明します。
1ご相談・ご依頼
吉田SKTにご関心をお寄せいただきありがとうございます。
まずはお問い合わせフォームまたはお電話でお問い合わせください。
2ヒアリング
メールやお電話、または対面の打ち合わせにより、お困りごとやご要望を把握させていただきます。
表面処理によってできること/できないこと、また加工対象への影響など、事前にご了承いただきたいことについても丁寧にお伝えいたします。
【コーティング・表面処理ご提案のための主なヒアリング内容例一覧】
可能な範囲で詳しくお聞きできると、ご提案の精度が上がります。
現状と課題
- 使用中の表面処理
- 製品・部品の交換頻度
- 改善したい具体的な事象
- コーティング後の理想的な状態
目的・用途
- くっつき防止
- すべりやすさ向上
- 耐摩耗性向上
- 耐薬品・防食目的
- 電気絶縁目的
- 帯電防止
- 金属コンタミ防止
- 傷付き防止
- グリップ性向上
相手材
- 材質
- 形状
- 接触状態
- 接触頻度
- 濃度(液体の場合)
その他
- メンテナンス方法
- フッ素系素材使用可否
- シリコーン系素材使用可否
3材料・技術選定
吉田SKTには、これまでに多様な業界や用途に実績を上げてきた表面処理仕様や、ニーズを先取りした開発製品があります。その幅広い材料、加工技術のなかから、お客様の条件に適応する有効な表面処理をご提案します。
── 革新的なケースの場合 ──
難しい条件や過去に事例の少ないケースの場合は、社内外のノウハウを結集し、解決策をご提案します。いくつかの候補をテストピースでご用意し、実際の相手材や想定される負荷をかけた試験などをおこなって、より安心できる仕様を絞り込んでいきます。
4お見積り
吉田SKTはフッ素樹脂コーティングにとどまらず、数百種類に及ぶ表面処理技術製品をご提供しております。
以下のような情報を確認させていただいたうえ、お見積りをご提示します。
形状・面積・重量 |
図面・写真・画像のご提示 |
数量/Lot |
1回の支給数量、試作・量産などに応じてご相談 |
処理の種類 |
ヒアリングやお打ち合わせに応じてご相談 |
膜厚 |
処理の種類用途に応じてご相談 |
マスキングの有無 |
外観要求に応じてご相談 |
納期 |
ご支給日、処理の種類、数量に応じてご相談 |
荷姿 |
形状や重量・処理の種類によりご相談 |
検査の種類 |
処理の種類や目的に応じてご相談 |
5加工
納期などを打ち合わせのうえご了承いただければ、お客様から加工対象の部材などをお預かりし、吉田SKTの工場にて処理をおこないます。
処理後は厳しい品質検査を経て完成です。
6納入・アフターフォロー
完成品をお客様に納入いたします。
実際にご使用いただいてすぐ、気になることがありましたら技術営業員へお申し付けください。速やかに対応させていただきます。
問題なく稼働後も、定期的な再加工のご案内や、さらなる改善策のご提案など、継続的なフォローをさせていただきます。