コーティング面粗さ調整タイプの表面処理
非粘着性や摺動性(滑り)を与えたいとき、物と物が平面でぴったりとくっつく状態が妨げになることがあります。その場合、基材の表面粗さを調整し、凸面をつくることで接触面積を小さくする表面処理が選択肢に挙がります。
一般に表面の粗さを変えるとなると、凸面の度合いによっては基材に対して物理的にも大きな加工が伴います。これに対し吉田SKTの接触面積低減タイプの表面処理では、フッ素樹脂やシリコーンといったコーティング材料で凸面をつくります。基材自体を大きく荒らす必要がなく、フッ素樹脂やシリコーンの離型性も最大限に発揮できます。
通常のコーティングでは得られなかった、生ゴムや粘着テープ、溶融樹脂に対する非粘着性や、タック性の高いゴム素材の摺動性を実現します。
接触面積低減タイプ
フッ素樹脂、シリコーン、合金素材など、さまざまな材料で接触面積を低減し、優れた離型性・摺動性・耐摩耗性を実現
選ばれている表面処理