撥水性・撥油性・親水性に優れた表面処理
「撥水性・撥油性」とは、固体の表面がそれぞれ水、油を弾きやすい性質のことです。撥水性・撥油性は、固体の表面エネルギーを小さくすることで得られます。フッ素樹脂やシリコーンはその分子構造から表面自由エネルギーが小さいため、それらを表面処理(コーティング)することによって、固体の撥水性/撥油性を高めることができます。また、逆に「親水性」とは水との親和性が高く濡れやすい状態のことです。
表面処理を選択するときは、撥水性・撥油性・親水性の機能だけでなく、「寸法に影響を与えたくない」「高温でも使用したい」「相手材が水だけでなく薬品も混ざっている」など、実際の使用環境を考慮することが大切です。
寸法安定性・撥水性・撥油性・液滑落性
ナノレベル(1μm以下)の薄膜が可能で、寸法変化を最小限にするフッ素系表面処理
選ばれている表面処理
溶剤洗浄可能・撥水性・液滑落性
耐溶剤性や耐熱性を高め、1μm程度の薄膜加工にも対応できるシリコーン表面処理
選ばれている表面処理
耐薬品性・撥水性・撥油性
ほとんどすべての薬品に侵されることがなく、さまざまな環境で撥水性・撥油性を発揮
選ばれている表面処理