CFRPの成形工程で量産化と収益性向上を支えます
CFRP(炭素繊維強化プラスチック)は、鉄の10倍の強さをもちながら、重さは4分の1という先端素材であり、航空機や次世代自動車への採用が進みつつあります。しかしCFRPの量産にあたっては、コスト面など高いハードルも立ちはだかっています。吉田SKTはCFRPの生産に関する問題解決で、お客様を支援します。
CFRPを成形する現場では、型から製品をスムーズに取り出すために有機溶剤を含む離型剤が使用されることがよくあります。その安全面の懸念に加え、稼働ごとに離型剤を洗浄する手間も大きいと言わざるを得ません。吉田SKTでは、離型剤を使用せずに済み、かつ一度施工したら数十回程度の稼働においてメンテナンスが必要ないコーティングを開発し、実用を目指しています。
またCFRPの成形工程では、接着剤としても使われるエポキシ樹脂が金型や搬送ローラーへ激しく接着し、生産の妨げになっていることをご存じでしょうか。吉田SKTは独自のコーティング技術で、エポキシ樹脂の接着を大幅に抑え、成形用設備のスムーズな稼働を可能にしつつあります。これによって作業効率のみならず、歩留まり向上による生産コスト低減を実現できます。