事例紹介

【事例】電子部品の電気メッキ工程で治具へのメッキ付着を防止

課  題:メッキ治具にメッキ液が付着し、剥離や交換のためコストや時間がかかっていた
解決方法:フッ素樹脂コーティングにより絶縁性を与えることでメッキ液の付着を大きく低減
表面処理の目的: 品質・稼働安定化 交換・材料コスト低減 安全性・環境要求対応
求められる機能: 非粘着・離型性 防錆・耐食性 電気特性
改善した設備・工程: 表面処理(メッキ・塗装)

解決したかったお悩み、実現したかったこと

電子部品に電気メッキを施す工程で、製品を固定する治具にメッキが付着し、それを剥離する作業に時間と費用がかかっていました。
メッキが付着すると治具が劣化しやすく、新しいものに交換する頻度も増えてしまうというお悩みもありました。

背景/処理を選ぶ条件

治具が金属製のため電気を通し、メッキが付着しやすくなっていました。
メッキ処理液は酸・アルカリを含んでおり、治具の腐食も心配されていました。

実現できた効果

フッ素樹脂コーティングにより絶縁性を与えることで、治具へのメッキの付着量が大幅に減少しました。
耐食性にも優れているため、酸やアルカリを含むメッキ処理液からの保護効果も得られました。
治具の寿命が向上し、メッキ処理液の持ち出し量も低減。コストダウンに成功したお客様に喜ばれました。

メッキ治具へのフッ素樹脂コーティング
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株式会社 吉田SKT
〒451-0062 愛知県名古屋市西区花の木一丁目12番20号
TEL:052-524-5211 / FAX:052-524-5287
Copyright © YOSHIDA SKT CO.,LTD. All right reserved.
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