事例紹介
【事例】ホットメルト接着剤を塗布した製品の搬送で、ロール巻き込みを防止


※画像はイメージです

表面処理の目的:
品質・稼働安定化

求められる機能:
非粘着・離型性 耐摩耗性

改善した設備・工程:
接着 搬送


 

解決したかったお悩み、実現したかったこと

あるお客様の製品は、表面材(フィルム)と断熱材をホットメルト接着剤で貼り合わせて製造します。接着剤を塗布した製品は、搬送時にコンベアローラーに付着して巻き込みが起きる可能性があるため、これまでは石油系の離型剤をロールに塗布して対策されていました。
ところが市場で、製品に残留してしまった離型剤によるクレームが発生。離型剤の塗布に代わる、ロールの巻き込み防止対策が必要となっていました。

 

背景/処理を選ぶ条件

接着剤に対する離型性に優れ、かつ耐摩耗性も必要でした。
離型剤が残ることが問題であったため、それを解消できるのであればコーティング以外の方法も選択肢に含まれました。
「PFAコーティング」、「MRSコーティング」、「スーパーアロイコーティング」、そして離型効果を与えるシート材「CTTファブリックシート」が候補に挙がりました。

 

採用された処理

 

実現できた効果

候補に挙がった処理のテストピースによって現場で評価したところ、離型性と耐摩耗性に優れたスーパーアロイコーティングが採用になりました。
それから約2年使用時点で、ロールの巻き付きなどのトラブルはなく、もちろん市場での離型剤付着のクレームもなくなりました。


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TEL:052-524-5211 / FAX:052-524-5287
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